
カートを購入するときに一番大事なことは、「自分が何を運び、どのように使うのか」です。
店長シバは、店舗商品を運ぶためでしたが、マグナカートはやや本格的なカートのようでしたので、他にもどのような活用方法があるのかを考えてみました。
また、このマグナカートは、大きさや重さが適度なので、クルマに積んでいくような使い方にもベストマッチではないでしょうか。
使い方のイメージとしては、コストコで1週間分の家族の買い物があるのでオモチャのカートではなくシッカリと物を運ぶことができるカートが欲しい方、たくさんある釣りの道具を運ぶのに大きなタイヤでシッカリと運べるカートが欲しい方には最適ではないでしょうか。
東京都江東区ぐるり公園海沿いにて撮影 「マグナカートを使い釣りをする釣り師」 (2023/02月)
マグナカートは楽器を運ぶミュージシャンの物かと思っていたのですが、どういやら釣り師たちのもののようです。
よく考えてみたら、下記の写真のように釣りって予想以上の荷物になるようです。
まさにマグナカートは釣り師の人達の必需品ってことでしょうか。
東京都江東区ぐるり公園海沿いにて撮影 「マグナカートを使い釣りをする釣り師の道具」 (2023/02月)
下記の写真はクーラーボックスをマグナカードで運ぶ釣り師です。
マグナカートは、大きいタイヤとしっかりとした荷物受けがありますので、まさにこのような使い方に最適なのではないでしょうか。
カート自体の重量も軽い方ですし、これからもマグナカートを見掛けたら写真を撮りたいと思うのですが、街中より釣り師が多い場所で見掛けることになるのではないでしょうか。
東京都江戸川区臨海町の葛西臨海公園発着場近くにて撮影 「マグナカートで釣り場を移動する釣り師」 (2022/11月)
釣り師に最適なマグナカートは本体重量:約3.3kg / 耐荷重量:約68kgのこれではないでしょうか。
荷物が多い釣りの道具でも、カートがこの重さならば、そして耐荷重量がこれならばそこそこ使うことができ、過大でもなく小さくもなく、ちょうど良い感じもピッタリです。
店長シバもこのタイプを選びました。
店長シバは、壊れなく使いやすいキャリーカートが必要となりMAGNA CART(マグナカート)MCX 【キャリーカート】を購入することにしました。
皆さんもキャリーカート選びをすることがあるとおもいますので参考にできるように「キャリーカート購入〜活用まで」をレビューしてみました。
実際では、Webサイトを隅から隅まで探して自分のニーズに合うものを検討しました。
最終選考に残ったキャリーカートは20台以上にもなりました。
店長シバが選考するにあたり一番大切にした項目は3点でした。
今まで使ってきたキャリーカートは、安物買いの銭失い的に、「次へと壊れてしまったこと」、「想像していた以上に使えない物」、ばかりでしたのでそこも考慮して選びました。
キャリーカート選びって、「自分が何を運び、どのように使うのか」で、どの商品を購入するれば良いかがほぼ決まってしまいます。
たとえば、運ぶものに対して頑丈で大きめカート過ぎると、「値段が高くなる」、「重くなる」、「大きくて使いにくくなる」からです。
購入する前には、「自分が何を運び、どのように使うのか」をしっかりとだいたいが決まったら、それから商品の選定をはじめるという感じです。
つぎは、商品価格、材質、重さ、耐荷重、大きさ、折り畳みで小さく収納できること、こんな感じでしょうか。
商品価格、材質、重さ、耐荷重、大きさ、折り畳みで小さく収納できるから、自分の都合にある商品を選ぶ。
早速となりますが、多くのキャリーカートの中から、「MAGNA CART(マグナカート)MCX」を購入することにしました。
その理由は、金券ショップ店という業務の内容のためです。
年賀はがき、かもめーるの4000枚完箱をいくつも運ぶとなるとかなりの重量になるからです。
実際では、元気な店長シバは両肩に1ケースづつを担いで運んでいたのですが、
身体に負担がかかりますので、「ちょっとやばいかなぁ」、と悩んだ末に購入することに踏み切ったわけです。
同時に、以前から使っていたキャリーカートは、タイヤが小さい、構造が弱いため、ちょっとしたことで商品をひっくり返してしまい売り物にならなくなることもあったため廃棄をすることにしました。
以前にもいくつかの小型軽量キャリーカートを購入したことがありました。
購入するときは、軽くて収納性も良く、値段もそこそこであることばかりを気にしすぎて、キャリーカートの性能面をしっかりと考えいないことから、実際に使う段になって、「ほぼ使えない」なんこともよくありました。
その理由は、どのような商品を運ぶために購入するのかを真剣に考えなかったからでした。
たとえば、「小型軽量キャリーカート 安い」なんて検索窓に入れてみると分かるのですが、候補のキャリーカートはどれもこれも、値段は安いのですが、構造的に弱い、材質的にも弱いカートばかりが並んだことから頭を抱えました。
だって、どんなに安くて軽くて収納するときに便利でも、実際に荷物を運ぶときに役に立たなければ購入する意味がないからです。
店長シバのキャリーカートの要望は、「商品価格がそこそこ」、「材質が弱くない」、「重さもそこそこ」、「耐荷重もそこそこ」、「折り畳みで収納もし易い」、ということでした。
店長シバの要望を中心に他の製品と比較検討をしてみるとあることに気が付いたのですが、これに該当するキャリーカートとは、「耐荷重」、「強度(材質)」、「タイヤ径」、から見ていくと良いようでした。
以前購入したキャリーカート選びでは、この部分での失敗を繰り返していたことがわかりました。
耐荷重と強度に関しては、ある程度材質と構造を考えなければすぐに壊れたりしますし、タイヤ径の大きさに関しては、運ぶ時の安定性に直結するからです。
そして、材質や構造の作りが良いということはそれに対して価格が高くなるとも言えます。
荷物を運ぶためのキャリーカートですが、価格と性能のバランスをどのくらいにするのかを難しい選択としました。
いろいろと検討を重ねて、MAGNA CART(マグナカート)MCX 【キャリーカート】の購入を決めたわけです。
あと、実際にMAGNA CART(マグナカート)MCX 【キャリーカート】を使ってみた印象ですが、ちょっと業務ぽいかなって感じがしました。
よく自動販売機に飲料を運んでいるあの人たちのカートが頭に浮かんだからでした。
といいますより、機能美を追求していった結果、あのデザインになったということに気が付きました。
大切な何かといいますと、その製品の性能が自分の運びたいものに対して充分な性能を満たしているのかだけです。
この一点から考えてみると、この機能美を理解することができれば購入することはけして間違いではないと思います。
ちなみに、MAGNA CART(マグナカート)MCX 【キャリーカート】は、多くのミュージシャンが大きくて重い楽器、アンプなどを運ぶときに使うことでも有名な商品だということを知りました。
そうそう、これも大きな問題です。
いくら性能の良い機能美のある商品でもあまりに予想していた購入価格とかけ離れていたのでは手がでないからです。
まず、自分のキャリーカートを購入する想定価格を考えてみました。
「う〜ん、ざっくりと予算は3000円前後くらいかな」でした。
つまり、第一希望のMAGNA CART(マグナカート)MCX 【キャリーカート】はちょっとだけ予算オーバーとなりました。
問題は、「予算をややオーバーすることになるけど、この差額をどうしょうか」と悩む作業となりました。
たった「かつやのかつ定食」を1、2回諦めるという金額くらいの小さな悩みでした。
最後は、「長く使えそうなこと」、「性能が良いキャリーカートなので便利なこと」、など良い方向に話を振って決めました。
メリットと感じた点 |
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メリット1: | 丈夫であること。 |
メリット2: | 大型タイヤ( 12.1cm)のため走行安定性があり、多少の階段でも持ち上げることなく引っ張り上げることができること。 |
メリット3: | ハンドルの作りがしっかりしているため安定して運ぶことができること。 |
メリット4: | 折り畳みキャリー、幅(6cm)と小さくなり、家のちょっとした隙間にもコンパクトに収納できること。 |
メリット5: | タイヤが荷物台と連動して折りたたみの手間が簡単に行えること。 |
メリット6: | タイヤがゴム製のため静音性が高いこと。 |
デメリットと感じた点 |
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デメリット1: | 多少値段(送料込みで3670円、2020.1.22時点楽天市場で購入)が予想より高かったこと。 |
デメリット2: | 多少重量(3.4キログラム)があること。店長シバとしてはちょっと重いかな、て感じでした。 |
デメリット3: | キャリーカート自体のデザインは良いのですが、仕事のイメージが強く、このキャリーの機能美を理解できるのか、できないのかで購入が分かれる点。 |
デメリット4: | 購入するお店によって販売価格、送料に違いがあること。 |
デメリット5: | 荷物台が金属製(アルミ製)のため収納のときに壁に傷がつかないか気をつかう点。 |
MAGNA CART(マグナカート)MCXが無事到着して驚いたのが、結構重量があるにもかかわらず、箱に入って送られてきたわけではなく、プチプチ梱包だけで送られてきました。カートに傷があってもあまりこだわりはないのですが、ちょっと心配でした。
アルミ製の荷物台の写真です。どう見ても仕事仕様って感じでしょうか。
写真にある荷物台とタイヤは連動していて、荷物台を折りたたみ収納するとタイヤも同時に収納できる仕組みになっています。
赤いレバーを引くことでハンドルが伸長します。全体的にガッチリとした使い勝手となりますので、そのへんが安心できる部分です。
上段の写真からスタートし、下段までの写真を撮ってみました。ここでの段差は、普通の階段と同じくらいです。
段差にタイヤを押し当てて、角度を付けながらやや斜めに引き上げていきます。
なんどか段差を試してみたのですが、垂直に持ち上げてクリアーするのに比べて負担はかなり軽減できています。
上記の写真がMAGNA CART(マグナカート)のタイヤ部分です。
タイヤ径は12.1センチもあるので見た感じもかなり大きいですし、重量感を感じさせます。
実際に走行したレビューでは、大きなタイヤ径の効果もあってかなり良好です。
これならば多少の段差を乗り越えたり、凸凹の路面でも荷物に影響が少なそうに感じました。
タイヤの材質はちょっと柔らかめのゴムを使っているようです。
爪で押してみたのですが、凹みが付くくらいの柔らかさです(写真参照)。
確かに、柔らかいということから静穏性、ショック吸収性に優れているようですが、その分、タイヤコンパウンドが柔らかい=摩耗が早いということですので多少の心配があるのではないでしょうか。
ですが、タイヤ径が大きいことは、小さいタイヤより走行距離が少なく済みますのでその分摩耗も少なるなることも計算されているようです。
写真は、納戸になるのですが、壁と荷物の隙間に押し入れてみた様子です。
右の写真はよくあるマンションの自転車ラックに載せてみた様子です。
自転車のラックのレール幅より小さいこともあり、このようにラックを活用した収納もOKのようです。
ただ、大人用の26インチタイヤでしたらこのような使い方には難があると思います。
MAGNA CART(マグナカート)の底部がほぼ平らになっていますので、家のちょっとした隙間に置くことができて便利なようです。
また、荷物台と大型タイヤは折り畳みの時に連動して収納ができますので、それこそ片手での取り扱いでは便利です。
使い方に慣れればワンタッチ格納が可能です。
通常のマンションですと、自転車ラックから自宅玄関まで距離があることが多いようですので、子供用、特に、ミニベロなどの小さいインチのタイヤを使っているのならば収納は可能です。
なぜ店長シバは無理して自転車ラックに収納したのかといいますと、大きく思い荷物を自転車で運んできたときに、自転車ラックにMAGNA CART(マグナカート)があるならば、すぐに使用することができるからです。
たとえば、10キロ以上のお米の袋とか、24本入りのビールのケースを、通常ですとこのような荷物を複数持つことは、あまりにも大変だからです。
ファーストインプレッションとしては、「ちょっと大きかったのかな、重すぎたのかのかな」の2点が気になる点でした。
ですが、毎日仕事をするみたいに利用するわけではなく、月に数回くらい必要になったときだけ重いものを運ぶような使い方ですので、まさに自分に必要としているキャリーカートがこれということでした。
このようなキャリーカートを購入するときは、「キャリーカートに合わせて使うのではなく、自分が何をするためにカートを使うのか、その用途に合っているのか」をよく検討してからカート選びを始めることをお勧めいたします。
商品名:MAGNA CART マグナカート 折畳み 軽量 アルミキャリーカート
◆収納時:幅約40cm×高さ約68cm×厚さ約6cm
◆ハンドルの高さが最大(使用時):最大約100cm
◆本体重量:約3.4kg
◆ホイール : 2 x 12.1cm
◆材質 : アルミニウム(ベースプレート・フレーム)
◆荷物台のサイズ:約40cm×27cm
◆フレーム直径 : 約17〜27mm
◆耐荷重:68kg
◆製造元:MAGNA
◆生産国:中国
MAGNA CART マグナカートのモデルはスチール製からも選べるようです。
店長シバは、軽さと使いやすさを第一に考えて、ベースプレート・フレームをアルミニウムとしましたが、運ぶ物、特に重い楽器などを運ぶのでしたら強度が強いスチール製の物をおすすめします。