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途中で休息をとった「道の駅 潮見坂」で、バイクと深夜の記念撮影です。
やっちゃうのは簡単ですが、必ず後で後悔をする結果になりますので、出発をする前には必ず計画と準備くらいはしてから出かけるようにしましょう。
下記では元店長シバの反省から、やっておけばよかった事前計画と準備をまとめてみました。
「つい魔が差した!」という失敗と反省から、快適なロングツーリングをするために、元店長シバが必要最低限の「事前計画」と「事前準備」をまとめておきましたので、特に、ロングでツーリングに出かけるときは参考にしてください。
まず、しっかりとした事前計画をたてましょう
次に、しっかりとした事前準備もしておきましょう
ロングツーリングでは、標高差、寒暖差、天候の急変もありますので、それに対処した準備は大切です。
元店長シバの「今回ツーリングに使用したマシン、要した期間、下道で走ることにした理由」とは
無計画、無準備のロングツーリングでしたが、幸いなことにバイクの簡単な点検だけはやりました。
いつもの習慣からです。
点検した箇所は、「前後タイヤの空気圧、オイルの量、ラジエーター水量、プラグの汚れ具合のチェック、ライトの点灯」、でした。
特に、タイヤの空気圧には不安がありましたので、近所のガソリンスタンドへ補給を兼ねてタイヤの空気圧チェックへいきました。
空気圧の設定では、高速走行が続くことを予想できたため、前タイヤを2キロ、後ろタイヤを2.2キロとリアを若干高くしました。
少し前に注文しておいたジレラ用マフラー(AKRAPOVIC/アクラポヴィッチ)が、今回の走行には間に合わなかったことです。
ジレラ用専用のマフラーということで、最高なパフォーマンスが出るようにマフラーアウトレット部分の口径サイズをいろいろ試行錯誤することに時間がかかっていたからです。
また、新しいマフラーを選ぶにも時間がかかっていました。
できれば、バリバリと周りに迷惑をかけるようなマフラー音ではなく、心地の良いマフラー音をあれこれと選んでいたからでした。
話はさておき、出発は「東京湾岸地区」からで、目的地は「名古屋北区」と、今回の到着地を決めました。
いよいよスタートです!
ちょうど2連休ということでしたので、この期間中に往復をします。
ただ、愛車の事前点検の準備はしたのですが、自分の装備の準備は忘れていたようです。
これは最初の反省でした。
また、今回のツーリングでは「お疲れ度」なんてものを考えてみました。
現在の疲れ度0/100という感じです。
どのような意味があるかと言いますと、連続して長い距離を走ることになりますので、走行距離に対して身体の疲れがどのくらいかを認識するときに大切になるからです。
例えば、お腹も減ってきている、疲れてきている、眠い、などでそろそろ休憩をしたいけど、もう少し走りたいので、ガマンしていってみるか、というあの感覚です。
身体は休憩をもとめているのですが、なかなか止まることができないことで、元店長シバはかなり危険な目にあったこともありました。
実際、秤で測っているわけではありませんが、疲れ度を認識させることで、疲過ぎが起きないようにしています。
ちなみに、疲れ度100/100とは、疲れが限界ということです。
この数字を認識したら「強く休憩をしようね」ということになります。
特に、ソロでの長距離ツーリングでは、自分のお疲れ度を見極めることが大事になるのではないでしょうか。
東京から三島までノンストップ走行です。
この区間は、いつも走り慣れている第3京浜を走行し、海沿いの道から茅ケ崎を抜け、一般道の国道1号から西湘バイパスに乗り継いで小田原に向かい、一般道を、箱根湯本、強羅、芦ノ湖と、ひたすら下道国道1号で三島へ向かうルートです。
ちょうど連休ということもあり、国道1号は湯本から芦ノ湖までの区間、クルマの大渋滞ビッシリでしが、そこはバイクの強みで、渋滞の車列を苦も無くすり抜けて行きます。
ですが、湯本手前あたりから工事のため脇道が狭くなっていて、すり抜けが困難となり、その分渋滞を抜けるまでの時間がかかってしまいました。
また、標高差が上がるにつれて、着ていたバイク専用ウエアーでは寒くなり、付属のインナーを取り付けて走ることになりました。
特に、山のようなルートが計画されるときは、標高差から急な温度差がありますので、事前にしっかりと寒さ対策をお勧めします。
現在の疲れ度30/100
お疲れ度カウンターは、湯本駅の渋滞、山の標高差による寒さの2重苦でやや増えてきたようでした。
三島に向かって下山するころには、夜も近くなり、だんだんあたりが暗くなってきました。
「おかしいなぁ?」という感じです。
なぜならば、これだけ頑張って走っているのに、まだ三島にも着くことができていなかっからです。
予定では、もっと名古屋まで近づいているはずだったからでした。
おかしいなぁ、これだけ頑張って走っているのに三島にも着いていないよ。
この調子だと、名古屋には予定通りに着けないかも。。
なんの計画無し、準備無し、の失敗がじわじわと実感できるようになったようです。
ですが、今さら計画を変更したり、断念する気はまったくありません。
ここはガマンと先を急ぐことにしました。
まだ、三島あたりの序の口でいくつかの反省に気が付きました。
走ってみてちょっと冷静になったからかもしれません。
ちょっと冷静になって気が付いた反省点
都内はポカポカ陽気でしたが、箱根を超えるあたりから標高差が上がり温度が激変しました。
ともかく、寒いのです。
そんな時に、持っていたインナーに助けられました。
付属になっているライダージャケットのインナーのことです。
基本、夏用ライダージャケットにおまけのように付いている付属のインナーです。
夏用ですので、暑いときはあまり持っていかないこともあるのですが、今回、持ってきた物の中で一番役に立った装備かもしれません。
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通常、「Schottライダージャケット」は転倒の衝撃から守ってもらえるものですが、付属インナーがこれほど役に立つ装備とは知りませんでした
ちなみに、このライダージャケットはヤフーオークションでおおよそ1万円くらいで購入したものです。
デザインがお気に入りで、Schottのロゴ、白のラインがリアルレザーになっていて、このレザー部分から皮の匂いが素敵なライダージャケットでした。
バイクでのロングツーリングでは、外気からの影響が大きいので、「寒いよ、雨だよ」などの対策が必要となるわけです。
元店長シバ場合ですが、今回のロングツーリングで「寒さを5回」、「強風の影響を始終」、「小雨を2回」体験したことから、このようなライダースジャケットを持っていくことは必須のようです。
例えば、雨に関しては、浜名湖あたりで小雨走行を経験したのですが、着ていたライダージャケットのお陰で助かった、という感じが強くありましたことと、強風に対しても、ライダーズジャケットの付属インナーのお陰でかなり軽減できたからです。
そもそも、今回のロングツーリングでは始終強風に悩まされました。
ジレラランナーST200は軽量バイクでしたので、軽量ゆえに、燃費の効率が良い、コーナー中の取り扱いが楽ということがあるでしょうが、風に弱いというデメリットがあるからです。
もし、このライダーズジャケットのインナーを持っていかなければ、風に弱いバイクと相乗効果で、かなり疲れが大きくなるツーリングになっていたのではないでしょうか。
現在の疲れ度60/100
三島まで遠出したことは初めてでしたが、三島からの道路は暗くても走りやすいの一言でした。
その理由は、自動車専用道路のバイパスがあって気持ちよく走ることができるからです。
バイパスの道路は片側1車線ですが、追い越しもできないので、前後の車との間隔と、制限速度をキープすることだけを考えれば良かったからです。
いわばバイクに身をまかせるといった感じでしょうか。
バイクの前方に見える景色は、暗がりを照らす赤いコンピネーションランプと、前方を走る車のテールランプだけです。
安定した速度で廻るエンジン音からもバイクが喜んでいるように聞こえました。
「あーぁ、バイクやっていて良かった」という感じかもしれません。
ただ、自動車専用道のパイパスは、原付1種のようなバイクの通行は不可ですので注意をしてください。
現在の疲れ度70/100
それでも疲れ度はアップしていくようです。
快適な走行が続いていたのですが、だから疲れが減っていくわけがないようです。
たまたまタイミングよくあらわれたのが「掛川道の駅」でした。
東京を出発してから初めての休憩でした。
静岡県の少し山沿いの「道の駅」でした。
後で、グーグルマップで調べてみたのですが、どうやら「道の駅 掛川」のようです。
通常ですと賑わっているでしょうが、到着した時間も遅いことから売店は閉店していました。
ちょうど、階段を上がったところがお店の入口になっていましたので、この場所で、複数のバイク(自転車)ツーリングをしている人が睡眠をする準備をしていました。
携帯マットをひいて、広げています。
食事はどうするのだろう、と他人事ながら心配をしてみました。
ただ、バイクでやってきたのは元店長シバだけでしたので、ちょっと怪しげな物を見るように警戒をされていました。
多分、「バイクで来る=怪しい」、という図式ではないでしょうか。
こんな面白い体験ができるのもロングツーリングの醍醐味ということのようです。
周囲が明るい昼間ならば、けしてそのように思う人はいないからです。
「道の駅掛川」はとても不思議な場所です。
車を停めて寝ている人、ご飯を食べる人、散歩する人、暴れたりない地元のクルマ乗りが駐車場でローリング、など、人それぞれの生活感を持ってこの道の駅に訪れているようです。
ただ、同じ場所にいるという不思議な連帯感も感じることができ、面白い場所が道の駅なのだということを知りました。
現在の疲れ度60/100
多少の休憩もあって疲れを回復することができたのですが、そろそろお疲れ度も60/100と大きくなってきたようです。
疲れがいい感じに増してきたときに、ちょうど良いタイミングで「道の駅」という休憩所が現れることに気が付きました。
今まで、道の駅のことは知っていたのですが、ドライバーにとっても道の駅の存在は大切なようです。
それくらいに道の駅は、疲れた身体に優しい休憩場所だからです。
私もそうなのですが、多くのドライバー達も、いい感じで走っているときってなかなか停って休息をとることがカンタンにはできないことってあります。
このような状態のときは、トイレに行きたくてもガマン、お腹が減ってもガマン、眠くてもガマンして走るという、あの感覚です。
なぜ、停まることができないのかわからないのですが、元店長シバも、お腹が減ってから3時間以上もクルマを停めることができずにガマンして走り続けたことがありました。
ですが、そんな心理状態の時でも、不思議と停まりたい気分になれるのが「道の駅」ということのようです。
もしかすると、疲れを計算して、開設する場所を決めているのではないでしょうか。。
また、道の駅へ向かう分岐する道の作りも絶妙かもしれません。
「停まろうは走ろうか」を分岐で迷ったときに、ちょっとくらい休憩しいくか、という気分にさせられるからです。
周囲が暗くなってくると給油タンクの容量が少ないバイクは心配になることってありませんか。
たまに、深夜のツーリングをする元店長シバは、夜間の給油スタンドの状態を気にします。
今回は、ハイオクバカ食いのバイクでしたが、以前は、タンクの小さいオフロードバイクに乗っていたことがあったからです。
燃費が悪く、タンクが小さいならば、次の給油地までのことが心配になってくるからです。
特に、夜間はスタンドが少なくなることから、郊外の夜間走行では心配が増えます。
ただ、今回の国道1号線には驚きました。
深夜だというのに、意外と多くの24時間営業スタンドが営業しているからです。
現在の疲れ度70/100
快適な道の駅で休息できたことから走りがいくぶん身体が軽くなったようです。
バイク(200t ジレラST200)はタンクの容量が小さく、ガソリン(ハイオク)を馬鹿食いするタイプでしたので(おおよそで平均8キロ/L)、頻繁に給油スタンドで補給をしなければなりません。
ある給油スタンドでうっかりバカな質問をしてしまいました。
店長シバ:
ここから名古屋まで行くのですが、どのくらい時間がかかりますか?
店員:
えっ、今から名古屋まで行かれるのですか。
それは。。。
とスタンド店員の言葉が途中で止まりました。
最初は、「なぜ?」と思ったのですが、やがてその理由がわかりました。
深夜の、この時間から名古屋まで下道で行く人は少ないからです。
その空気を感じたことで、それ以上の質問はしませんでしたが、下道で名古屋まではまだ大変な道のりであることがわかりました。
掛川道の駅から、道は山岳道となり、周りの車とスピードに合わせて走行するという単調な走りが続きました。
確かに、走行は単調ですが、掛川市から磐田市あたりを通過するころは、それなりに疲れも増えてくるように感じました。
どんなに楽なバイクの走行でも、同じ姿勢を長時間続けることで、肩、腰あたりに負担がかかり、それがもとで走り方にも影響がでてくるようです。
このような症状を感じたら、すぐに停まって、短時間でも良いので、軽いストレッチで身体を伸ばしてやったり、歩くのも良いと思いますので実行することにしましょう。
また、この停車では、ドリンクを飲んだり、軽い食事をするのも効果的です。
現在の疲れ度80/100
天竜川を渡り、ここからは浜松市の方へ向かいます。
ここからは市街地を抜けて一気に海沿いの道を進路することになるのですが、もう少しで浜名湖に到着するはずです。
そこからは海沿いの道を走り、右手に道の駅潮見坂を見ながら一気に名古屋市街へ向かって北上していきます。
いよいよ名古屋が近くなってきたようです。
ですが、ちょうど浜名湖あたりであいにくの小雨になりました。
雨の対策をしていませんので、ライダージャケットの内側にインナーを入れてそのまま走行を続けます。
たまたま持ってきたライダージャケットのインナーがまた役に立ったということでした。
浜名湖近くの「道の駅塩見坂」を過ぎるあたりから名古屋に向かって内陸地に入っていくため、それにともなって信号の数も多くなってきました。
今までは、一定速度の巡航ができたのですが、ここからは信号の数も増えてきてストップ&ゴー繰り返しが増えることで疲れも倍増します。
また、、深夜の時間に限ると思うのですが24時間で営業している給油スタンドが少無くなってきたようです。
現在の疲れ度90/100
名古屋到着を前にしてお疲れ度は90/100と大台に近づいています。
現在の疲れ度100/100
名古屋に無事到着できたのですが、とうとうお疲れ度は大台の100までいってしまいました。
名古屋の郊外あたりで、複数のバイク集団に囲まれるというハプニングもあったのですが、力を振り絞って前に進みました。
また、浜名湖辺りでは小雨の降られて寒かったのですが、名古屋市内に入ると温度も上昇してきて、それが原因で疲れも倍増する感じでした。
とうとう名古屋に到着です。
出発の時に予想した名古屋の到着タイムはおおよそ午後9時でしたので、予定より遅れること4時間30分でした。
まさに想定外、疲れまくりでの到着となったわけですが、名古屋に到着できたことで達成感もあったせいか、「ヤッター」と、叫び声を出してしまいました。
ここから目的の友人の墓参りとなるのですが、名古屋北区までの道順がわからずに迷いました。
歩道を歩いている人に道を聞いたり、交番で道を聞いたり、なんとか無事に名古屋北区に住んでいる友人のお宅に到着することができました。
深夜にもかかわらず快く迎えていただき、仏壇にお参りを済ませ、これで名古屋まで来た目的が完了したわけです。
その後、深夜であることのお詫びをして、ふたたびバイクにまたがったのは午前2時頃になっていました。
午前2時だ!このあと、どうしょうか?
次の予定を考えていなかったことから、名古屋駅近くの高速道路沿いのコンビニに停車して、休息を兼ねてコーヒーを飲みながら考えることにしました。
「このあと、どうしょうか?」
上記は、その時に寄ったコンビニです。赤丸の中にあるコンビニでした。
場所は、名古屋北区から名古屋城の近くを通り南に向かう、名古屋駅からも近い名古屋高速6号の高架橋沿いの道でしたのでほぼここで間違いないと思います。
名古屋駅の近くの名古屋高速6号の高架橋の下を走る地元のバイクをみかけたのですが、たぶん家も近くにあるでしょう。。
疲れている元店長シバとしては、ほんとにうらやましかったことを覚えています。
予定通りの午後9時に到着していたならば、名古屋で遊ぶための計画だけはしていました。
と言いますのは、名古屋駅近くにある「クラブ↑」と「日帰り温泉」でした。
この二つの計画を立てるために、数日前からグーグルマップで現地を調べていたのです。
名古屋駅近くのクラブで遊んでから、疲れたら、近くの日帰り温泉で一夜を過ごすという計画でした。
事前の計画は無しで、準備も無しですが、しっかりと遊びの計画だけはしていました。
ですが、午前2時過ぎです。
「すべての計画が水泡に帰する」ということになりました。
まったく、反省でしかないようです。
仕方なく、駅前にあるはずのカプセルホテル、日帰り温泉も考えたのですが、それ以上のアイディアは浮かばず「東京の方へ向かって走ってみようか」ということになりスタートをしました。
なぜ、「みようか。。」と言ったのかは、苦労して辿り着いた名古屋、そうそう簡単には帰るわけにはいかない、という気持ちがあったからです。
名古屋高速6号の高架橋の下を名古屋港に向かって走って行って、前方に見えた「国道1号 豊橋」と書いてある標識をそのまま左に曲がって国道1号に入りました。
ですが、少しだけ望みもありました。
名古屋に向かうときに営業していた日帰り温泉の光を見つけておいたからです。
場所は、名古屋からバイクで30分くらいのところです。
最後の希望でしたが、うまくいけばしっかりと休む事ができるわけですので、バイクのスピードも上がってきました。
よーし、あそこの日帰り温泉で寝かせてもらおう!
元気が出てきた感じだぞ!
ですが。。
いくら走っても、30分を過ぎても、日帰り温泉の光が見えてきません。
なぜ??
アレッ、日帰り温泉の場所はこのへんだけど。。
温泉の光がみえてこないぞ。おかしいなぁ。
そのあと、わかったのは、日帰り温泉はとっくに閉店になっていたのです。
おいおい、日帰り温泉って24時間営業だったんではないのかよ
あまりのショックで声を出して叫んでしまいました。
現在の疲れ度120/100
この時のお疲れ度は120/100と大台を超えています。いくらなんでも限界のようです。
驚いたことに、こんな深夜の時間にネズミ捕りに遭遇でした。
深夜でしたので詳しい場所の特定はできませんでしたが、たぶん走りの具合からしてこの辺だと思う地域を赤で囲んでみました。
名古屋から東京方面に向かう道でやっていました。
ぜひ、この地域では深夜のネズミ捕りに注意をしましょう。
深夜の信号は、どんなにスピードを上げても、ある程度の距離を走ると停まるように信号の点滅を調整しています。
名古屋郊外では、この信号の調整によってどんなに急いでも、走る距離に変化がないことから、これを知っている地元のトラック便は、決して無理してスピードを出すことは無く、ほとんど一定の速度を保ちながら走っています。
すると、一定のリズムで走っていたトラック便が、急にスピードを減速する地域がありました。
元店長シバは、長年のバイク乗りの経験から、一定のリズムでの走行に変化があった時のことを知っています。
アレッ、減速の仕方がちょっと不自然かも。。
それと対向車線を走っているトラックがたまにパッシングをしたよな。
この先でヤバいことが待っているかもしれないぞ!
ほんとに些細なことなのかもしれませんが、このような不自然さを軽く見逃すと後でどうなるのか、その結果をいやというほど知っていましたので、黄色いヒヨコを卒業したバイク乗りの元店長シバはトラックのスピードに合わせて減速をしたわけです。
すると、やっぱりです。
しっかりとやっていました。
深夜のネズミ捕りでした。
当然、ものすごく減速をしましたのでなんの問題もなく無事通過できたのですが、通り過ぎる時に振り返るようにして確認をしました。
間違いなく有人の光電式を使っていました。
センサーをパイロンで隠すように設置した2セットの「光電センサー」でクルマの速度を測るという、昔ながらの速度計測方法です。
こんな深夜に、こんな場所で、こんな方法で、ネズミ捕りをしているとは。。
疲れもあってあまりの理不尽さにちょっとムカついてきました。
確かに、深夜でも速度違反は違反、悪いことは悪いことなのですが、取り締まる時間と場所に関しては、他県の何も知らないドライバーをカモにするという手段が嫌だったからです。
たぶん、「バカな他県者をカモってやるぞ」って感じではないでしょうか。
ですが、さすが地元のトラックドライバーは素敵です。
この後、うっかりと道を間違えるという大失敗をやらかしてしまいました。
たぶん、やらかした失敗の場所は、豊鉄市内線の路面電車の軌道があったことを覚えていましたので、名古屋方面からですと、新豊橋駅や吉田城の近くにある、豊川の吉田大橋を渡った「西八町交差点」のことだと思います。
疲れた頭でしたのと、暗くて標識をよく確認できなかったことから、そのまま真っすぐに国道259号へ入ってしまったのではないでしょうか。
国道1号へは、この交差点を90度直角に左に曲がらないといけないようでした。
道を間違えたことに気が付いたのは、その後10分くらいしてからでした(赤い矢印下の部分まで)。
今まで確認できていた東京方面へ向かう標識に違いがあったことで気が付いたわけでした。
ただ、道を間違えたショックもあり、その場でバイクをとめて道路の脇に仰向けになって暫く横になってしまいました。
深夜、誰もいない時間帯でしたので、いわばなんでもありの状態でしたが、そのまま道路の縁に寝てしまったわけでした。
そのあと、地元の警察官の職質に合うまでこの状態でひっくり返っていましたが、おそらく30分くらい寝ていたのではないでしょうか。
バイクの横で寝ている私を見て、警察官はものすごく不審者(事故とか)に見えたのではないでしょうか。
幸いなことに、バイクの調子が良いことだけでも救われています。
現在の疲れ度140/100
なんと、お疲れ度はさらに累積しているようです。
大台の100を超えてからのお疲れ度の蓄積はかなり急です。
道を間違えたショックもあり、前方に道の駅らしき分岐がありましたので、そのまま飛び込んでしまいました。
道の駅 潮見坂でした。
早速バイクを停めて、「道の駅 潮見坂」の案内板の前でひとり記念撮影をしました。
今回、写真を撮るのは初めてのことです。
あたりは暗いのですが、記念ということで暗さも関係なく撮影をしました。
また、「道の駅 潮見坂」の周辺を探索してみることにしました。
もしかすると、近くにコンビニでもあれば嬉しいと思ったからです。
ぐるりと一周してみたのですが、この施設の近くには何もないことがわかりました。
多分、午前4時近くになっていたのではないでしょうか。
正直、疲れてはいたのですが、「写真だけは撮っておこう」と何枚かの写真を撮りました。
道中800キロ以上を何時間も一緒に走った「愛車(ジレラランナー ST200 赤)」です。
ヘルメットを外してみたのですが、写側は汗と油で湿っぽくなっていたことに気が付きました。
フッと星空を見ながら深く深呼吸をしてみました。
疲れてはいるのですが、なんだかとてもいい気分になっている自分が不思議です。
「道の駅 潮見坂」 たまたまの道の駅。ほんとうに有難うです。
ちなみに、道の駅の売店は閉まっているのですが、食堂のメニューが気になり確認しに行くことにしました。
メニューには「浜名湖名物のウナギ」、「しらす丼」と「朝定食」と書いてありました。
閉店になっているドア越しに見えるメニューを何度もチェックしていました。
元店長シバならばどれを選ぶのか、それで頭はいっぱいです。
たぶん、一番の候補は浜名湖名物のウナギ丼」でしょうか、補欠で朝定食を入れてみることにしました。と比べる、
その理由は、浜名湖の名物ウナギはあまりにも有名だからです。
きっと、疲れているだけではなく、お腹もかなり空いていたのではないでしょうか。
いくら文句を言っても、レストランの営業は8:30〜で、足湯は10:00〜となっています。
諦めるしかないようです。。
暗くてわかりにくいのですが「道の駅 潮見坂」から国道1号を挟んで海が見えます。
「道の駅 潮見坂」の足湯の施設がある部分です。
仕方ないので、バイクを停めた場所の長椅子に横になり、少しでも疲れた身体を休めることにしました。
暫くすると空が明るくなってきました。
夜明けになりました。不思議と元気が出てくるようです。
やっと待望の夜明けになったようです。
今まで見えなかった天下の国道1号がハッキリと見えてきました。
名古屋からここまで2時間くらい走り続けてきて辿り着いたわけです。
すると、驚いたことに海に隣接していることに気が付きました。
どうりで、風が強く寒いわけです。
ただ、寒さを凌ぐために持っていたものは、夏用のライダージャケットだけで、これだけで寒さを凌ぐことができました。
ただ、もし手ぬぐい1本でもあればもっと助かっただろうにと思いました。
手ぬぐいがあれば、枕になったり、防寒の補助になることから、ロングツーリングでは、「あるとよかった手ぬぐい1本」ということです。
暫くすると、「道の駅 潮見坂」のスタッフが起きてきたようです。
手には歯ブラシと手ぬぐいを持っていて、歯を磨きながら眠そうな顔をしている様子がわかります。
多分、裏手の母屋では味噌汁感いっぱいの「あさげ」の支度が始まっているのではないでしょうか。
普段でしたら別段気にもならない光景なのですが、疲れが極限、お腹も極限では、そんな現実の風景が痛いくらい実感を伴います。
目の前で起きていることは、ほんとに現実なのことなのだろうか。。
現在の疲れ度80/100
眠れなかったけど、やや休息をとったことで、お疲れ度も下がったようです。
ちょっとですが不思議と元気も出てきたようです。
「道の駅 潮見坂」で貴重な休憩ができたことで少し元気がもどってきたことから、夜明けとともに東京に向かって出発をしました。
ご飯もそこそこに一気に静岡から三島、そして箱根山を目指しました。
名古屋に向かうときは夜でしたので気が付かなかったのですが、帰りの走行ではパイパス沿いに、たくさんの山並みや、緑が痛いほど目に入ってきました。
浜松辺りではパイパスが高架になっていたことから街の風景にも目を奪われました。
箱根湯本では、何度か行ったことがある日帰り温泉があることを思い出して、ついでといっちゃなんですが、そこで休息とご飯を取る計画を立ててみました。
場所は、箱根湯本から徒歩で20分くらいの山沿いの場所で、伊藤園ホテル湯本に隣接している日帰り専門の露天風呂です。
辛いことばかりのロングツーリングでしたので、最後にひとつくらい楽しい思い出を残したくなり寄り道をすることにしました。
現地に到着したのは、開店より少しだけ早い時間でしたので、駐車場の片隅にバイクを停めてボーッと「大」が書かれた山を見ながら時間つぶしをしました。
箱根の湯がやっとオープン時間となり、露天風呂に浸かりながら、赤く染まる紅葉した山々を眺め、一杯のウドンを食べて疲れを癒しました。
日帰り温泉箱根の湯のホームページをリンクしておきましたので、箱根湯本まで行かれて、時間がある方は立ち寄ることをお勧めします。
よーしゃ!もうひと頑張りいってみようか!
きっと箱根には、店長シバが理解することができないような山の神様がいて、力を貸してくれたのではないでしょうか。
現在の疲れ度80/100
露天風呂に浸かることでお疲れ度がやや回復できた感じです。
その後、湘南バイパスから第三京浜を経て、夕方くらいには無事東京に到着することができました。
ほぼ30時間以上も睡眠をとらない、食事も少し、休息も少し、と過酷だったロングツーリングも終わりに近づいています。
いろいろ苦労はあったツーリングでしたが、終わってしまうとなると少し寂しい気持ちになりました。
元店長シバの反省となるのですが、このようなロングツーリングを計画されているならば、ページの最初にまとめた「事前の計画、事前の準備」も参考にしてください。
下記は、お世話になった「道の駅」のグーグルマップです。
多くの「道の駅」がありますので、ご自分のロングツーリングの計画に合わせて利用することをお勧めします。
今回は、「道の駅 潮見坂」と静岡県内の山沿いにあった「道の駅 掛川」の2つを場所を利用したのですが、もっと計画的に「道の駅」を利用すれば疲れ方は半減していたかもしれません。
あなた: 店長、東京から名古屋まで下道だけでバイクツーリングされたんですよね? すごい冒険ですね!
元店長シバ: そうなんです。ふとした思いつきで、計画も準備もなしに旅に出てしまったんです。金券ショップの元店長として、高速代やガソリン代を節約できるか興味が湧いてしまって。でも、これがなかなか大変な旅になっちゃって(笑)。
あなた: 具体的にどんなハプニングがあったんですか?
元店長シバ: まず、出発前に自分の装備の準備をすっかり忘れていたんです。バイクの点検はしたのに、肝心の自分のことは後回しにしちゃって。おかげで、箱根の山越えでは寒さに震え上がりましたよ。
あなた: えー、それは大変でしたね!防寒対策は必須ですね。
元店長シバ: そうなんです。標高差があると気温も大きく変わるので、服装選びは慎重にしないといけませんね。あと、地図も持っていかなかったので、三島から先の道に迷ってしまいまして。スマホのナビに頼りっきりだったんですが、電波が悪い場所もあって冷や汗ものでした。
あなた: 地図は必需品ですね!スマホの充電も心配になりますし。
元店長シバ: それから、距離や時間に対する計画も甘くて、休憩や食事のタイミングが分からなくなってしまいました。空腹と疲労で集中力が切れて、危うく事故を起こしそうになったこともありました。
あなた: それは危険ですね!無理せず、こまめな休憩と栄養補給が大切ですね。
元店長シバ: でも、そんなハプニングがあったからこそ、旅の醍醐味も味わえました。道の駅での地元の人との交流や、深夜のネズミ捕りでのハラハラドキドキ体験、そして、美しい朝日を拝めた時の感動は忘れられません。
あなた: 苦労した分、思い出深い旅になったんですね。
元店長シバ: そうなんです。それに、節約という面でも、道の駅や無料の観光スポットをうまく活用することで、費用を抑えることができました。金券ショップでの経験も活かせましたしね。
あなた: なるほど。節約術も参考になります。
元店長シバ: ただ、正直に言うと、時間と体力を考えると、新幹線の方が効率的かもしれません。特に、ビジネスマンや貴重な休暇を利用する方には、新幹線をおすすめします。
あなた: でも、店長はバイクでのリベンジを考えているんですよね?
元店長シバ: ええ、もちろん!今度はしっかり計画を立てて、快適なバイク旅を楽しみたいと思っています。それに、マフラーもアクラポヴィッチに交換したので、そのサウンドを楽しみながら走りたいですね。
あなた: マフラー交換もされたんですね!それは楽しみですね。
元店長シバ: そうなんです。高かったけど、その価値はありました。パワーアップはもちろん、軽量化にも貢献しているので、燃費向上にも期待しています。
あなた: カスタムもバイク旅の楽しみの一つですよね。
元店長シバ: その通り!自分だけのバイクを作り上げる喜びは格別ですよ。でも、安全第一で、無理のないカスタムを心がけましょうね。
あなた: 最後に、これからバイク旅に挑戦する方へアドバイスをお願いします。
元店長シバ: まず、事前の計画と準備は入念に行いましょう。ルートや休憩ポイント、持ち物などをしっかり確認しておくことが大切です。そして、安全運転を心がけ、交通ルールを守りましょう。
あなた: はい、肝に銘じます!
元店長シバ: あとは、心に余裕を持って、旅先での出会いや発見を楽しみましょう。バイク旅は、日常を忘れ、新たな自分に出会える素晴らしい体験です。ぜひ、安全に気をつけて、素敵な旅を満喫してくださいね!
ハッシュタグ
#東京名古屋ツーリング #バイク旅 #下道ツーリング #節約旅 #ジレラ #ランナーST200 #道の駅 #ソロツーリング #バイクのある風景 #旅の思い出
読者の皆さんから寄せられた、東京⇔名古屋ツーリングに関する疑問をすこしだけまとめました。詳しくは第2部に掲載してあります。
特に、節約に焦点を当て、元店長シバが経験を踏まえてお答えします。
元店長シバの答え:
費用は、走行距離、バイクの燃費、宿泊の有無、食事の回数などによって大きく変わりますが、私の経験から、節約を意識した下道ツーリングの場合、以下のようになります。
ガソリン代:
「第2部」で詳しく説明をしていますのでそちらを参考にしてください。
食事代:
1日3食を基準にコンビニや道の駅、通りがかりのお店で済ませる場合、1食あたり500円とすると、1日1,500円になります。
2日間のツーリングであれば、食事代は3,000円となります。
ただ、ドリンク代は計算に入っていませんのと、ご当地グルメを楽しみたい場合、お土産なんてものを買う場合は、予算を多めに見ておく必要があります。
宿泊費:
道の駅で野宿をしたので宿泊費はかかっていません。
ただし、安全面や体力面を考慮すると、ビジネスホテルやネットカフェなどを利用する場合、宿泊費は5,000円?10,000円程度を見込んでおく必要がありますが、深夜に予約が取れるかどうかの不安もありますので、予定がわかるならば早めに予約をいれましょう。
節約のポイント:
元店長シバの答え:
新幹線とバイク、どちらがお得かは、時間、費用、そして個人の価値観によって異なります。
それぞれの特徴を比較してみることが大切です。
費用の違いに関しては、第2部でも詳しく扱っていますので、費用以外のことをまとめてみました。
新幹線とは:
バイク (下道)とは:
結論:
新幹線とバイクを比較した場合、今回では、費用的にはあまり差がないようです。(高速道路を使用した場合)
ですので、新幹線か、バイクか、どちらの選択が良いかは、個人の価値観によるもの、と言うのが元店長シバの結論です。
あなた: 店長、今回のツーリングの話、すごく面白かったです!
無計画だったからこそのハプニングも、なんだか楽しそうでしたね。
元店長シバ: あはは、そう言ってもらえると嬉しいよ。
反省点も多いけど、忘れられない思い出になったのは確かだね。
あなた: でも、やっぱり計画は大事ですよね。
読者の方々も、「自分もツーリングしてみたいけど、どう計画すればいいんだろう?」とか、「新幹線の方がいいのかな?」って疑問に思ってるんじゃないでしょうか。
元店長シバ: そうだね。
だから、次回はその辺の疑問に答える記事を用意したんだ。
新幹線との比較や、俺の愛車ジレラ ランナーST200のカスタムについても詳しく紹介するから、楽しみにしててくれ!
あなた: わぁ、それは楽しみです!
特にカスタムの話、興味あります!
店長みたいに快適なロングツーリングができるように、いろいろ参考にさせてもらいますね。
元店長シバ: ぜひぜひ!次の記事も読んで、みんなにも安全で楽しいツーリングをしてもらいたいね。