航空株主優待券を忘れてしまったときの3つの失敗回避方法
困った!航空株主優待券を忘れてしまったときの3つの失敗回避方法

航空株主優待券を忘れてしまった!!と、焦るばかりで頭の中は真っ白。
俺は忘れることがないよ、そんな方こそ忘れることが多いようです。
ここでは航空株主優待券を忘れてしまったときの対応策をいくつか紹介してみました。
どれもこれも考えてみたら簡単なことばかりなのですが、知っておくことでそのあとの対応に間違いなく大きな差が出ます。
ぜひ、忘れてしまったときの回避方法を知っておきましょう。
ANA、JALの株主優待券を利用するには、一般的に下記の手順で予約をします。
- 事前にWebネットで決済をした後に株主予約番号を入力して予約を確定させておく。
- 予約だけを先行させて当日空港カウンターで決済後に株主優待券を提示して予約を確定する(搭乗日までの3日以内に決済)。
問題は何かと言いますと、決済をした後に予約番号までの登録をしているのでしたら株主優待券を忘れても大丈夫なのですが、当日空港カウンターで決済をしようとしている場合は株主優待券を忘れたらアウトになるということです。
気軽に予約をしておいて当日空港カウンターで株主優待券を忘れたことに気が付いたときです。
額から汗が噴き出て焦せりまくる気持ちはわかるのですが、このようなことになったときはいつもより冷静に対処することにしましょう。
航空機株主優待券を忘れてしまったときの回避方法 その1
家に電話をして株主優待券の株主予約番号の確認をすることにしましょう。
運よく自宅に誰かいてチェックをしてもらえるならばしめたものです。
あとは、航空株主優待番号を聞くだけの手間ですべてがOKというわけです。
万が一、どうしても連絡がつかないようならば、友人、知人に頭を下げてでも近くに金券ショップで株主優待券を新しく購入してきてもらって電話で優待番号を聞く、という手もあります。
ですが、相手側にはかなりの失礼となりますので、どうしてもという以外はなるべく避けたい方法です。
航空機株主優待券を忘れてしまったときの回避方法 その2
空港カウンターで株主優待券が無いことに気づくのではなく、もっと早い時点で気が付いたならば、金券ショップがある駅で途中下車をして購入することを考える。
というわけで、羽田空港に近い駅の金券ショップをまとめてみたところ、羽田から近い順に並べるとJR鎌田駅周辺、JR川崎駅周辺、JR大森駅周辺となります。
どうしてJR駅周辺ばかりの金券ショップを紹介するのかといいますと、金券ショップはJR駅周辺にお店を出店していることが多いからです。
また、複数の金券ショップが出店している場所ですとお店同時での競争もありますので、ANAもしくはJAL株主優待券を都内にある金券ショップとほぼ同じ金額で購入することができるメリットもあります。
上記のJR路線の近くには京急線も走っているのですが、金券ショップ店舗を探すならJR駅周辺と覚えておきましょう。
たとえば、羽田空港から便利にアクセスできる京急鎌田駅とJR鎌田駅はほぼ同じ場所と考える方も多いのですが、歩いてみるとわかるとおりJR鎌田駅周辺の金券ショップまでは意外と距離があって徒歩で往復するには移動時間がかかることも計算に入れておかなければなりません。
あとは、再度金券ショップで購入することになりますので、最初に予約しておいた飛行機の時刻に間に合うかどうかの確認もしておきましょう。
間に合うのでしたら良いのですが、飛行機の時間にギリギリとか、間に合わないということでしたら、新しい株主優待券を入手できたその場で予約キャンセルと新しい予約をすることにしましょう。
何事も焦らず、冷静に失敗の回避を対処することが大切です。
航空株主優待券を忘れてしまったときの回避方法 その3
航空株主優待で予約したチケット予約をキャンセルして、他の便、他の方法で行くことができないかを検討してみます。
どうせ新規で予約をするならばできるだけ安い方法から選ぶことにしましょう。
例として、東京〜福岡 片道 14.00時点での当日搭乗する航空券料金を考えてみました。
航空券は当日搭乗だから安くなるということもあるようです。
なにも考えずに通常料金でポンと購入するのではなく、当日搭乗券の料金を確認することが大切です。
2019年12月19日(金)時点 ANA便 東京〜福岡 16:25 - 18:30搭乗での料金
空席予測数に連動して、運賃額が変動する運賃。
株主優待割引は21.190円となりますので安さが光ります。
どうしてもというならば、別の交通機関を使うことも考えることができます。
新幹線で品川〜福岡を行くという選択です。
東京都内の大手金券ショップでの販売価格を調べてみましたら、「東海道新幹線 東京(品川)-博多 指定席回数券」 1枚の販売価格下記の表の金額でした(2019年12月19日(金)時点)。
東京-博多(市内)指定席
JR窓口価格 2019年12月19日(金)時点
・自由席:22,220円
・指定席
(こだま):23,390円
・指定席
(ひかり):23,390円
・指定席
(のぞみ):23,390円
・グリーン車
(のぞみ):30,650円
新幹線回数券で行きますので時間的なロスもあるでしょうが、「ANAバリュー」:29.590円、「ANAバリュー」:29.590円、「ビジネスきっぷ」:42.040円、「ANA株主優待割引」:21.190円の中からご自分の条件に合わせて選択をします。
その結果ですが、新幹線回数券では一般的な指定席(のぞみ):23,390円ですので「ANAバリュー」:29.590円を選択した場合は6.200円も新幹線を選択した方が安くなるようです。
ちなみに、ANA株主優待券ですと、「ANA株主優待割引」:21.190円マイナス新幹線回数券指定席(のぞみ):23,390円となりますので、その差額は2.200円ANAの方が安い結果となりました。
羽田空港から品川駅までの手間、多少の時間ロスもあありますので、新幹線切符を購入する目的でJR品川駅まで戻り、その駅で新幹線回数券を購入してから博多まで行く選択肢も考えてみれば効率的なような気がします。
ちなみに、羽田空港国内線ターミナル〜品川駅までの料金も計算してみました。
- 京急線で羽田空港国内線ターミナル〜品川駅までの料金はきっぷ運賃300円IC運賃292円、時間:22分となります。
- 京急線で羽田空港国内線ターミナル〜川崎駅までの料金はきっぷ運賃300円IC運賃292円、時間:16分となります。
とすると、羽田空港から品川駅までもどり、駅前の金券ショップで新幹線博多行き、もしくは航空株主優待券を購入した場合の所要時間比較を考えてみました。
航空機を利用した場合は、羽田空港から品川駅まで往復44分+株主優待券購入時間15分+羽田空港から福岡航空2時間5分+航空機搭乗時間のタイムリミット35分〜1時間+福岡空港から博多まで6分260円=おおよそ4時間くらいとなります。
新幹線を利用した場合は、羽田空港〜品川駅まで23分+品川駅〜博多駅まで4時間56分=5時間19分+新幹線待ち時間くらいとなります。
航空機を利用するより新幹線の方が1時間半くらい余分にかかるのですが、料金の面から言えばANAのどの料金プランを選ぶのかで違ってくるのですが株主優待割引を使えれば航空機の方が安くなります。
最終的には、自分はどれを優先して選択するのかということになるのですが、時間、料金、手間の多さのそれぞれの項目から自分の基準に当てはめて判断すればより良い結果を選ぶことができるのではないでしょうか。
- 家に電話をして航空株主優待券の株主予約番号の確認をする。
- 誰かに金券ショップで航空株主優待券を新しく購入してきてもらって電話で優待番号を聞く。
- 早い時点で気が付いたならば金券ショップがある駅で途中下車をして航空優待券を購入する。
- 予約したチケット予約をキャンセルして、他の便、他の交通機関を使う方法で行くことができないかを検討する。
航空株主優待券を忘れてしまったときの失敗回避方法
金券ショップ店長の航空優待券で知っておくと得するお話

金券ショップ店長の航空優待券で知っておくと得するお話です。
もし、航空優待券を忘れてしまった時期が5月、11月でしたら、料金を安くできる店長がおススメの方法があります。
ちょっと裏ワザ的な内容となるかもしれませんが、航空株主優待券の有効期限は年に2回あります。
その有効期限とは、5月末、11月末に設定さている有効期限のことです。
この有効期限を1日でも過ぎてしまうと紙屑同然となるため、各金券ショップでは有効期限終了まじかの券を在庫があれば通常販売価格より安く販売をすることがあります。
当店でもANA株主優待券の販売価格4000円(11/15時点)でしたが、この同じ時期に販売をしていた株主優待券11/30期限までのものは1000円の格安販売でした。
どの店でも必ず在庫があるというわけではないのですが、あればそれなりに安くなりますので、ぜひ複数のお店をまわって探してみることをおススメいたします。