
更新日2019.4.19/公開日2018.4.15
収入印紙と言えば、金券ショップで買取と販売をしている物ですが、個人が収入印紙を使うときってどのような時でしょうか?
と、店長シバは収入印紙を使う人の立場の立って考えてみました。
すると、頭に浮かんだことは「パスポート」でした。
そんな理由から、収入印紙とパスポートの関係をまとめてみることにしました。
パスポート申請の種類 | 東京都手数料 | 収入印紙 |
---|---|---|
一般旅券発給申請 |
2,000円 | 14,000円 |
一般旅券発給申請 |
2,000円 | 9,000円 |
一般旅券発給申請 |
2,000円 | 4,000円 |
記載事項変更申請 | 2,000円 | 4,000円 |
査証欄増補申請 | 500円 | 2,000円 |
限定旅券の新規発給申請 | 2,000円 | 4,000円 |
限定旅券の渡航先追加申請 | 300円 | 1,300円 |
手数料は、パスポートを受領するときにお支払いください。
手数料のお支払いは現金のみです。クレジットカード等で支払うことはできません。申請時にお渡しする「旅券(パスポート)引換書」に記載された「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」で所定の手数料(国の手数料と都の手数料の合計)を現金でお支払いください。
なお、国の手数料分については、郵便局等で購入した収入印紙も現金払いの代わりに使用することができます。
毎年、この時期になりますとパスポート申請窓口の混雑が予想されます。
先日も、東京有楽町にある旅券(パスポート)申請窓口へ様子を見に行ってきたのですが、しっかりと多くの人で混雑していました。
最近の円安、デフレの世の中で、外国に行く方は今までよりも出費が多くなり大変ですが、パスポート申請窓口の営業時間は午前9時にもかかわらず、すでに入り口には大勢の人の列ができていました。
時期を考えると年末年始を外国で過ごす方なのですが、休暇ではなく仕事でいくならば、この円安とデフレは余計キツイということです。
シンガポール マリーナ・ベイ・サンズ
パスポート申請をするには、下記にような手数料が必要となることをご存知でしょうか。
現金で支払う「東京都手数料」と、印紙で支払う「手数料」のふたつがあります。
パスポートの申請では、一般的に「5年間有効」、「10年間有効 」を決めてから申請をするのですが、もし頻繁に外国に行くことがあるならば「10年間有効 (合計手数料16.000円)」の方が「5年間有効」より5.000円も安くなることからお得に申請することができます。
さて、この支払いに関してですが、「東京都手数料」は現金で払うしかないのですが、「収入印紙」の支払いは「印紙」での支払いが可能となります。
実際には、印紙の支払いと言えば、思いつくことは金券ショップ店の購入した印紙での支払いです。
金券ショップ店で印紙を購入してきて支払いができるのならば、僅かとなりますが、少しでも手数料の支払いを節約することができるからです。
ということで、店長シバは東京有楽町の駅前にありますパスポート申請センターへ行ってきました。
上記の写真にもありますが、まず申請用紙を記入していきます。
そのあとに、手数料を現金と印紙での支払いとなるのですが、実際に金券ショップ店で購入してきた印紙で支払うことができるのでしょうか。
ここで店長シバが気が付いたことは、パスポートは公的なものというイメージがあるため、手数料と印紙の支払いでは上記の写真にある「印紙、手数料支払窓口」を多くの方が利用しているようです。
多くの人は、パスポートといいます公的なことから、収入印紙はパスポート申請窓口の近くにある販売窓口で購入することがほとんどではないでしょうか。
早速ですが、店長シバは、旅券申請窓口で印紙での支払いのことを確認してみることにしました。
「申請時にお渡しする旅券(パスポート)引換書」に記載されていたのは、「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」で所定の手数料(国の手数料と都の手数料の合計)を現金でお支払いください」とありました。
もっと具体的に聞いてみたのですが、「東京都手数料」の支払い2000円()については現金支払いとなるそうですが、収入印紙で支払いに関しての14,000円()の支払いでは、家に余っているような少額の印紙でも支払いが可能となり、金券ショップ店で購入してきた印紙200円だけでも支払うこともできるということでした。
つまり、印紙イコール税金という感じではないでしょうか。
印紙は税金ということですので、その印紙の額面が少額でも、合計金額が合っているのならばOKということのようです。
「えーっ、それってほんとなの?」という感じかもしれません。
また、申請用紙には印紙を貼るための枠があるのですが、この枠の部分を超えて印紙を貼っても大丈夫だそうです。
「14,000円分()のすべてを額面200円で支払うのできたら対応はしてもらえるでしょうか」と相手が困る質問をしてみました。
ザっと計算しても、額面200印紙ですと70枚となります。
すると、「そのような方はまれですが、、」と驚いた顔をして、「もしそのようなことがあったならば職員が手分けして申請用紙の裏側も含めて70枚分の印紙をズラッと貼りこむ」と言われました。
そんな手間のかかるお客は厄介ということでしょうが「それも仕事なので気軽に印紙を持ってきてください」と優しい言葉で返してもらえました。
このように少額印紙を大量に持ち込む場合の注意点としては、「自分で印紙を貼らないで封筒などに小分けして持ってきてください」と言われました。
郵便局でも同じなのですが、額面が混じっている印紙を多数持ち込んで支払うとなるとほとんど嫌がらせのような感じだからです。
ですので、金券ショップ店で支払いのために印紙を購入するときもバラバラで購入をするのではなく、シートで購入し、差額をバラで購入するようにしましょう。
また、お客様からの情報となるのですが、窓口の職員によっては「その場で自分で貼ってください」と厳しく言われたことがあったようです。
窓口職員によって対応が違うということです。
めったにあることではないでしょうが、このように言われたら無理して言い返さないようにしましょう。
ですが、金券ショップで購入した印紙で支払うことは間違いなくできますので安心してください。
金券ショップでは、印紙の販売に関しては買取が少ないこともあり、額面によってはいつでもあるわけではないお店もあるようです。
ですので、在庫がありそうなお店を探す目的で、金券ショップ店が密集している地域に行って購入することも考えましょう。
もしくは、携帯にてお店に在庫の確認をしておくこともアリです。
金券ショップ店で印紙を購入するという節約は僅かとなりますので、わざわざ電車に乗って購入しに行くことは意味がなくなる場合もありますので注意が必要です。
在庫があればなんにも問題はないのですが、できれば事前に必要金額の印紙があるかどうかの確認をしておきましょう。
また、金券ショップ店で印紙の購入をするときは、額面が大きくなると販売価格が高くなることもありますので、なるべく低い額面の印紙を購入することにしましょう。
他にも、金券ショップ店の印紙の販売では、在庫によって差異があるでしょうが、シートより低額のバラを安く売っている場合もありますので複数の金券ショップ店を廻ってみることがお勧めです。