

※本ページのヘッダー写真は筆者撮影

この記事を読むことで、
85円で高止まりする年賀はがきの、最新の節約のカラクリ…つまり、年賀はがきと印刷済みをめぐるプロの本音を、理解できますわ。
元店長シバ:
いやぁ、シバですわ。2024年10月に63円から85円へと、とんでもねぇ値上げをしちまった、はがき。
今年(2025年10月発売)の2026年用も、85円のまま据え置き(高止まり)と決まりやした。
元店長シバ:
100枚送れば8,500円。
「たかが挨拶に、8,500円…もう、年賀状なんて、やめちゃおうか…」
と、あなたが諦(あきら)めちまうのも、無理はねぇです。
正直に言やぁ、私だって「もう、やめちまおうか」と一瞬、頭をよぎりやしたよ(苦笑)。
元店長シバ:
ですが、ちょっと待ってくださいな。
このピンチに、思考停止で郵便局に並ぶなんざ、私に言わせりゃ大損ですわ。
元店長シバ:
私ぁ、元・金券ショップ店長。
この年賀はがきこそ、私らプロの腕の見せ所。
ですが、あなたに大事なことを、お伝えしきゃならねぇ。
年賀はがきで節約するカラクリは、ここ数年で、激変しちまったんですわ。
元店長シバ:
昔の話をすりゃあ、年賀はがきは、私らにとって最強の仕入れ商品でした。
…この錬金術で、成り立ってたんですわ。
元店長シバ:
だが、今は時代が違います。
年賀はがきの販売も激減して、「電子マネー」だの「メール」だの、世の中から切手そのものの需要が激減しちまった。
仕入れても、売れ残るリスクが高けぇんです。
私がお店をやってた頃も、後半は切手の在庫がなかなか捌(は)けなくてねぇ…。「こりゃあ、商売にならねぇな」と、頭を抱えたもんですわ。
元店長シバ:
だから、多くの金券ショップが、
年賀はがきの買取そのものを、減らしてしまうか、
買取率を、大幅に下げるか、
という防衛策に出てるんですわ。
これが、今(2025年)の現実です。
元店長シバ:
年賀はがきの旨味(うまみ)が、減っちまった…
じゃあ、私らプロが、今、チカラを入れているのは、何か?
それこそが、
完成した「印刷済み」の年賀はがき
を、激安で販売することなんですわ。
元店長シバ:
私らプロも、気づいちまったんです(笑)。
面倒な年賀はがきを買い取るより、
「デザイン」も「印刷」も全部済ませた完成品を、
郵便局の印刷サービスより安く売った方が、よっぽど儲(もう)かるし、喜ばれるってね。
店先に並べとくと、これがまぁ、飛ぶように売れるんですわ。
「時間がないから助かるよ!」なんて声を直接聞くと、「なるほど、こっちが正解か」と、私らも商売替えを考えちまうってもんです。
元店長シバ:
さぁ、カラクリは、お分かりになりましたか?
85円の高止まりに、立ち向かう武器は、これですわ。
「もう、デザインなんざ、何でもいい」
「とにかく安く、手っ取り早く、義理だけは果たしてぇ」
そう思うあなたにとって、金券ショップで「印刷済み」の年賀はがきを安く買うのは、最強の時短節約術になり得ますわ。
もちろん、新品(無地)も定価(85円)よりは安く売ってやすが、旨味は印刷済みにゃ、敵(かな)いねぇです。
年賀はがきを処分したい、あなた。
どうしても売らなければならない業者の方ならば別ですが、個人ならば思考停止で、金券ショップに売るのは、もう終わりにしましょう。
元店長シバ:
もし、今、私ぁの手元に年賀はがきが100枚あったとして、「どうする?」と聞かれたら…正直、悩みますわな。
切手をよく使う人間なら、迷わず郵便局です。でも、「もう切手なんざ使わねぇ、現金がいい!」ってんなら、電話で買取率を聞いてみて、「79円分の価値」からどれだけ目減りするか…その「差額」と「手間」を天秤にかけて、「納得できる」なら売る、という判断になるでしょうな。
昔みてぇに「何も考えずに金券ショップへGO!」じゃあ、もうダメなんですわ。
【元店長シバの「もう一つの」錬金術】
元店長シバ:
年賀状の話はこれで十分ですわな。
ところであなた、大掃除をしていて、こんなモノも出てきませんでしたか?
「古い金の指輪」とか「片方だけのピアス」、あるいは「切れたネックレス」…。
元店長シバ:
もし出てきたなら、それは年賀状どころじゃありません。桁違いの「お宝」かもしれませんよ!
「でも、どこで売ればいいか分からない」
「騙されるのが怖い」
そんなあなたのために、私(シバ)が実際に「客」として買取店に潜入し、その全貌を暴いてきやした。
年賀状を売りに行くついでに、カバンに忍ばせておけば、思わぬ臨時収入になるかもしれませんよ!
元店長シバ:
いかがでしたか?
年賀はがきが85円だから、とやめるのは、簡単です。
ですが、私らプロは、値上げされれば、新しいカラクリ(儲け話)を、必ず見つけだします。
昔の常識(書き損じを売る)は、今の非常識。
今の新常識(印刷済みを買う)を、知っているか、どうか。
このカラクリを知っているだけで、あなたの年末は、もっと豊かになるはずですよ。

