


元店長シバ:
いやぁ、シバです。年末の大掃除、進んでますか?
タンスの奥から、「昔買ったヴィトンのバッグ」や「動かなくなったロレックス」が出てきて、処分に困ってやしませんか?
「古すぎて、カビも生えてるし、捨てるしかないか…」
「近所のリサイクルショップに持っていったら、二束三文だった…」
そんな経験があるあなた。
元店長シバ:
悪いこたぁ言いません。その「お宝」、私に預けてくれませんか?(笑)
冗談です。
ですが、私らプロから見れば、それは「ゴミ」じゃなくて「価値ある資源」なんですわ。
今日は、元・金券ショップ店長の私が、業者に「カモ」にされず、「競売(相見積もり)」を仕掛けて、1円でも高く売るための「プロの喧嘩(交渉)のやり方」を実演してみせましょう!

AIさん:
シバさん、まずは基本戦略の確認ですね。 多くの人は、1つの業者だけに査定を依頼して、提示された金額でそのまま売ってしまいます。
元店長シバ:
それが一番の「カモ」ですわ。 買取業者ってのは商売です。「いかに安く仕入れて、高く売るか」しか考えてません。
だから、最初は必ず「ジャブ(安値)」を打ってきます。
「お客さん、このバッグは状態が悪いから、5,000円が限界ですねぇ…」なんて、もっともらしい顔をしてね。
そこで、「そうですか…」と引き下がっちゃダメなんです。
元店長シバ:
私らプロが使う最強の武器。それは「他社の影」をチラつかせることです。
「あ、そうですか。じゃあ、次は『バイセル』さんにも見てもらってから決めますわ」
この一言が言えるかどうか。これで、査定員の目の色が変わります。
元店長シバ:
今回は、よく持ち込まれる「20年物のヴィトンのバッグ(内側にベタつきあり)」と「ガラスが割れたロレックス」を武器に、大手2社に「競売(相見積もり)」のリアルな攻防を、ここで実演(シミュレーション)してみましょう。
対戦相手は、出張買取の王者「バイセル」と、宅配買取の老舗「ブランディア」です。
※以下の内容は、元店長としての経験に基づくシミュレーションです。実際の査定額は、商品の状態や時期により異なります。
元店長シバ:
まずは、誰とも会わずに済む「ブランディア」に送ってみます。
ここは、ネットで申し込んで、届いた箱に詰めて送るだけ。気が楽です。
数日後、スマホに査定結果が届きました。
【ブランディアの査定額(想定)】
元店長シバ:
ほう、悪くない。
ですが、ここで「承諾」ボタンを押しちゃいけません。
この金額は、あくまで「最低ライン(底値)」としてキープしておくんです。ブランディアは、キャンセルしても返送料が無料ですからね。
元店長シバ:
さあ、ここからが本番です。
ブランディアの査定額(19万5千円)という「武器(情報)」を持って、今度は「バイセル」の出張査定を呼びます。
玄関先で、査定員のお兄さんがルーペで商品をじっくり見ています。
査定員:
「うーん、ロレックスはガラスが割れてますねぇ…。ヴィトンも内側がボロボロで…。正直、厳しいですが、合わせて18万円でどうでしょう?」
↑ 元店長シバです。これ買取業者の常套手段。これが出たら必ず注意!
元店長シバ:
(来たな、ジャブだ!)
ここで、私は伝家の宝刀を抜きます。
私(シバ):
「なるほどねぇ。お兄さん、実はさっき、宅配の方で20万円(※ちょっと盛るのがコツ)って言われてるんだよね。バイセルさんは評判が良いから期待してたんだけど、それ以下なら、宅配の方にお願いしようかなぁ…」
査定員:
「えっ!? 20万ですか…少々お待ちください!上司に確認します!」
(電話でゴニョゴニョ…)
査定員:
「お客さん、頑張らせていただきます!今決めていただけるなら、22万円でいかがでしょうか!?」
元店長シバ:
「…よし、決まりだ。その値段で売ってやるよ」
★結果発表★
最初の提示額(18万円)から、「他社の影」を見せただけで、4万円もアップしました。 これが、プロがやる「競売(相見積もり)」の威力です。
元店長シバ:
いかがでしたか?
面倒くさいと思うかもしれませんが、たったこれだけの交渉で、数万円が変わるんです。時給にしたらとんでもない金額ですわ。
私が推奨する、「最強の必勝パターン」はこれです。
もちろん、「人と話すのが面倒」ならブランディアだけでもOK。「すぐに現金が欲しい」ならバイセルだけでもOKです。 大事なのは、「自分のライフスタイルに合わせて、業者を選ぶ」ことです。
さあ、あなたもタンスの肥やしを、札束に変えてみませんか?
※お品物の状態やジャンルによっては、買取できない場合もございます。