
更新日2019.12.15/公開日2016.9.5
・あらすじ
青春18切符を利用して海と温泉をいっぺんに楽しむ欲張り日帰り旅行の計画をたてました。
その理由は、残日数が少ない青春18切符があったことと、夏をもっと楽しみたいという気持ちからでした。
当日は台風の影響もあり、天気予報がメッチャクチャ不正確でしたことで、日帰り旅行の予定が大きく変わりました。
雨メインの天気予報だったため計画を急遽インドアに変更したわけです。
千葉館山で海を楽しむから、急遽熱海で日帰り温泉を楽しむ旅行に変更しました。
その結果ですが、凝縮した日帰り旅行は楽しめましたが、日帰り旅行ゆえに多くのデメリットを体験する旅行ともなりました。
ですが、そんな機会をもたらしてくれた青春18切符には本当に感謝です。
2016年9月4日の休日
2019年12月時点の更新です。
残念なことに、青春18きっぷが値上がりました。
定価12.050円(2.410円/1枚)というわけです。
ますます、青春18きっぷを少しでも安く購入できる金券ショップの存在は大きい味方かもしれません。
青春18切符は5回分が1組みとなります。
金券ショップでは残奇数より残偶数の方が高い買取になるようです。
一人で5回を使い切るには結構大変かもしれません。
有人の改札口を使います。
駅員さんから青春18切符にハンコウを貰ってスタートです。
ちょっとワクワクする瞬間なのでしょうか。
朝起きるのが遅かったことが原因で快速アクティーの時刻に間に合わず、仕方なく東海道線を利用することにしました。
これが理由で、熱海到着に20分ほどの遅れができました。
2016年9月4日の出来事です。
なぜ、青春18切符を使って熱海へ行くことになったのかと言いますと、青春18切符の期限まで9日間しかなく、仕事の関係もあり日曜日に使えるのはあと1日だからでした。
ある意味、無理やり青春18切符を消化することにしてみたわけです。
他にも、行き先に関しては、千葉県の館山、鴨川、鋸山、保田、浜金谷、勝浦と千葉の予定地を考えていたのですが、あいにくの台風で予定のすべてを変更することにしました。
つまり、海のアウトレジャーから屋内中心のレジャーに急遽切り替えたわけです。
今回は、東京⇔熱海、快速アクティー、もしくは東海道線、行き先は、本物の温泉が楽しめる熱海にある大江戸温泉物語 熱海を目的としてみました。
これなら、たとえ朝から雨になったとしても大丈夫だからです。
青春18切符を使っていくわけですので、
宿泊は無しの日帰り旅行として行くことにしました。
ちなみに、熱海で宿泊が必要ならば青春18切符を利用しないで、通常の東海道線 普通車 1900円を使っていったほうが割安になります。(2016.9.5時点)
あくまでも日帰り旅行をした場合運賃が安くなると理解してください。
また、青春18切符は、熱海まで快速アクティーを利用できますので、これに乗ることができれば熱海までの所要時間は1時間30分くらいですが、踊り子号は使えませんので注意が必要です。
新幹線を利用した場合に比べて40分くらい時間がかかりますが、料金に関しては格安ですので店長シバ向けのプランと考えました。(2016.9.5時点)
・東京⇔熱海 新幹線(こだま号) 50分青春18切符使用不可自由席 3600円 指定席 4100円 グリーン車 4400円
この選択が短時間で目的地に到着できるぶん一番楽になります。
・東海道線 1時間50分 (快速アクティー利用 1時間30分)普通車 1900円 グリーン車 2800円青春18切符使用可
快速アクティーは、熱海に行くのにとても最適な車両なのですが、実際に利用するには時間の間隔があるため時刻表を事前に確認しておいて、この車両時間に予定を合わせる必要があるようです。
料金に関しては、休日ならばグリーン料金が750円(運賃込2640円)と安くなりますので、この辺のことも一考しました。
・踊り子号 1時間20分自由席 3200円 指定席 3700円 グリーン車 5200円青春18切符使用不可
品川駅から利用すると100km以内なので特急料金は900円(運賃込2790円)とお得になるそうです。
・スーパービュー踊り子 1時間20分指定席 4100円 グリーン車 5600円青春18切符使用不可
驚いことに、スーパービュー踊り子より新幹線の方が料金が安くなるという計算になりました。
スーパービュー踊り子は、大きな車窓、 ハイデッカー(高床式)からの見晴らし、回転式のリクライニングシート、ゆったりとしたシート、特に先頭車両ですと展望席も楽しめるようで、旅をより素敵にする演出できる分料金が高くなっているようです。
きっといつか、店長シバにも余裕ができたら、ぜひこれを利用して熱海に行けることが夢かもしれません。
憧れのスーパービュー踊り子です。
確かに大きん車窓からの見晴らは素敵で存分に景色を楽しめそうです。
以前から話には聞いていた車両ですが、良いものは良いということです。
その分お金がかかるのがネックです。
スーパービュー踊り子の展望席部分です。
展望席はさらに高い位置にあるようで見晴らしは良さそうです。
小田急のロマンスカーを連想します。
スーパービュー踊り子は旅をより楽しむための選択、新幹線は目的地までの時間を短縮するための選択と使い分けましょう。
すると、快速アクティー、東海道線、青春18切符は旅の費用を、ともかく安くするほうに振った選択と言えます
それぞれの旅に求める目的の違いがありますので、自分の目的に合わせることが最高ということなのですが、店長シバは料金が安くなる方法をメインとして選びました。
快速アクティー、東海道線と青春18切符の組み合わせを予定しました。
ですが、きっといつか余裕でスーパービュー踊り子に乗り、素晴らしい旅を楽しんで見たいという気持ちも持っています。
これが車を利用して行くとなったらどうなんでしょうか。
行きはそれぞれの道、時間帯を変えて行くことができますので、なんとか熱海につくことができるのですが、問題は帰り道です。
小田原⇔熱海の国道135号がメインとなり、ほとんどの方が週末や連休を伊豆で楽しんだあと、同じ道を帰っていくわけです。
宿泊をしていればチェックアウトの時間の関係、行楽ならば夕方の時間帯に帰りの車が同じ時間に集中します。
するとどのようなことになるのでしょうか。
まさに、間違いなく大渋滞となります。
有料道路、脇道を選んで進むこともできるのですが、それをしても、時間がかかるのが国道135号です。
行けども行けども先に進まない渋滞の車の列に、折角、熱海で癒すことができた心が、それこそ疲れまくりに戻りとなるかもしれません。
日が暮れても続く国道135号の渋滞の列から、前方に見える小田原の街の光には毎回辛い思いをしてきました。
たとえば、ベンツ、BMW、ポルシェ、フェラーリでも、進む距離と時間は同じです。
それがどうでしょうか。
時刻通りの列車に乗ることができれば、ほとんど予定に近い時間に目的地へ到着することができるわけです。
列車の乗っている間は、ただ席に座っているだけですので(座ることができれば)、明日への活力が削がれることはありません。
スマホでゲームをしながら、それこそビールを飲みながら楽々に帰途につくことができるわけです。
車よりも電車で行くほうが絶対に良いというわけではないのですが、余計なことで疲れない旅をすることができる電車旅行の良さを理解できた瞬間でした。
さて、ここからは快速アクティーで熱海に到着し、楽しいはずの大江戸温泉物語 熱海の物語です。
まず最初に言っておきたいことは、快速アクティーは乗り遅れたため仕方なく東海道線となりました。
山手線を連想させる横並びシートでしたので、旅気分は若干半減となりました。
それでもJR熱海駅に午前11頃過ぎに到着しました。
以前熱海に来た時と駅の様子は変わっていました。
熱海駅は今でも進化しているようです。
この通りのお土産屋さんは、いつ来てもいい感じでズラーッと並んでいます。
この景色を見ることで熱海に来たことを実感できます。
夏は終わる時期です。
ギリギリでも夏の海を見ることができるのは嬉しいことです。
温度を冷却するために天井から霧吹きが出ていました。
その近くにはかき氷のお店があったのが嬉しです。
ここでも熱海の暑い夏を体感しました。
ちょっと感動している自分がここにあるかもしれません。
前回、熱海に来た時も目に止まった看板です。
店長シバはとても素敵な手作り看板だと感じました。
だってすべてが美味しそうに見えるからです。
特にスイーツが多いのも気になった点でした。
店長シバが思いますに、帰りは時間の余裕がない場合が多いのですが、行きならば時間を調整して熱海スイーツも良いかもしれません。
暑い夏の日に冷たいアイスが乗っているフロートドリンクは最高です。
ランチ丼1000円からだそうです。
ちょっと小腹がすいていたので足を止めました。
ランチ丼にもいくつかバリエーションがありますので、お好みに応じて熱海ランチを楽しんでしまいましょう。
店長シバはまぐろとろろ丼が一番気になりました。
と言いますのも、以前、ねぎとろ丼では失敗したことがあるし、しらす丼は江ノ島で食べたことがあるからです。
暑い夏の日にとろろとマグロの組み合わせがお腹に良いかもしれないと思ったからです。
かりに食欲がないときでもスルッていけそうなのが良いかもしれません。
ここからは大江戸温泉物語 熱海となるわけですが、どうして大江戸温泉物語 熱海を日帰り温泉として選んだかです。
店長シバは、一に温泉、2に食事、3に海が近いことでした。
あくまでもインターネットの検索でたまたま選んだのがここですが、地元熱海には同じように日帰り温泉が多数あるようです。
誰でも知られているところより、時間があれば地元風情のあるゆっくりと滞在できる自分だけの温泉を選んでみるのも良いかもしれません。
どこが良いかは、実際に行ってみないとわからないので、ネットの情報ばかりにたよらず、熱海へ何度も行ってみて自分だけの素敵な温泉を探すのも一興です。
駅から道を下ること15分くらいでしょうか。
左に曲がり右に曲がる熱海の坂道に大江戸温泉物語 熱海がありました。
海に行く前にとりあえず場所を確認です。
大江戸温泉物語 熱海の店頭には日帰り温泉駐車場は満杯の看板がでていました。
海を満喫した後13時頃に日帰り温泉へチェックインをしました。
17時に夕食バイキングの予約確認をした後、温泉に浸かりまくり、夕食バイキングとなりました。
温泉代金プラス食事代金で3750円くらいでした。
すべては、店長シバが事前に計画を立てたのですが、朝8時頃に出発ができれば現地に11時頃に到着できますので、海、雨ならば熱海をゆっくり散策するのに2時間くらいがちょうどいいと思ったことと、17時の夕食バイキング予約は、温泉に4時間を振り分けたとしても、食事に1時間かかり18時30分頃の電車に間に合えば、自宅には21時頃に到着できると考えたことでした。
ここで大きな失敗は、温泉に4時間の時間を振り分けたことでした。
東京お台場にある大江戸温泉物語でしたら4時間くらい楽勝ですが、ここ熱海の大江戸温泉物語ではどう頑張っても1時間くらいの滞在がいいところだからです。
店長シバは、温泉にはかなりの拘りがあります。
ただ温泉だから良いというのではなく、それなりに満足ができなければ、次回もまた来ようとは思いません。
源泉の温泉の質、温泉の温度、ちょっと腰を下ろせる場所や椅子の造りに拘ったり、気配りがきいている温泉の種類や造作や景観とか、汗をたくさん流せるサウナやうたた寝ができるお風呂とか、楽しいスチーム風呂があったり、ちょっとゴロッとなれる空間とか、リーズナブルな小腹を満たせる食事とか、そのうちの一つでも店長シバの拘りに引っかかるものがあればそれでOKです。
中でも一番大切なのは、温泉に訪れた人に喜んでもらうおうとするお店側の気配り、おもてなしの気持ちも大事です。
すべてにバランスよくとれているいるおもてなし温泉は、造りが古くても設備が足らなくても快適に過ごすことができるからです。
無理なく、ゆったりと一日を過ごして心の疲れを癒すことが旅行の目的です。
それが、こんなところからも崩れてきたわけです。
第一の失敗は、天気予報を信じてしまったことでした。
予報では、曇りのち雨で60〜80%雨予報でした。
前日、当日の天気予報のチェックでも同じ結果でした。
台風というイレギュラーな理由もあったのですが、雨確定という予報から海パンとサンダルなどの、海で楽しむ荷物をスルーしたことです。
その理由は、少しでも荷物を減らして軽くするためです。
なんにしても、雨の予報が確定と思っていましたので、大江戸温泉物語 熱海の温泉と夕食バイクキングに期待をしすぎたわけでした。
てな訳で、なんの準備もしていなく、いきなり晴天の行楽となったことから、暑くて直射日光が照りつける浜辺をそこそこに切り上げることにしました。
何を意味している噴水なのか確認をしなかったのですが、店長シバが言いたいことは空を見て欲しいということです。
天気予報で曇りのち雨60〜80%の空がこんな感じなのでしょうか。
最悪の雨天気予報が最高の晴れ天気です。
天国と地獄くらい違いがあると店長シバは思いました。
天気予報をする仕事は大変なのでしょうが、もっとコミットメントを持つくらいのしっかりとした予報を期待します。
海の支度があれば、真っ先に泳いでいた店長シバでした。
最後の夏に海の準備をしていなかったことは悔やんで悔やみきれません。
この日はとっても夏らしい熱海でした。
なぜか懐かしい景色です。
昔から海岸沿いのホテルの景色は変わりません。
ちょっと昔の店長シバを思い出しながら熱海の夏を楽しみました。
海を感じたくて熱海のヨットハーバーの写真を撮りました。
いつも熱海に着くと海まで歩いてヨットハーバーのある場所に行きます。
どうしてなのか、懐かしくて涙がでそうになりました。
熱海の海をしっかりと感じることができて嬉しくなりました。
熱海の町並みです。
坂やカーブが多いのも熱海の街の特徴かもしれません。
勝手知ったる道路です。
90°カーブを左に曲がり次は右カーブです。
バイクでしたら得意のハングオフで鋭角にコーナーを攻めています。
18時頃、大江戸温泉物語 熱海にあとにして、18時34分の東海道線に間に合うように急ぎました。
行きは坂を下ることがメインでしたので楽でしたが、帰りは坂を登ることがメインとなりますので多少の時間がかかります。
日が暮れた熱海の街を急ぎ足で駅まで到着しました。
日帰り温泉を終了して、急ぎ足で熱海駅に向かいました。
午後6時ころでしたが、この時間でも何件かのお土産屋が開いています。
今まで日帰りで熱海に来たことがありませんでしたので、時間遅くのお店がどうなっているのか考えたことはないのですが、いい感じでお土産のお店が開いている様は嬉しくなりました。
熱海名物「いいらまんじゅう」だそうです。
とても美味しそうなお店で、お店の周りには人がいっぱいでした。
熱海駅近くにあるお土産屋さんです。
ひもののお土産がかなり気になりましたが、今回は出発までの時間がないので諦めることにしました。
時間があったら買いたかったのが、イカウニの瓶詰めです。
値段は500円くらいでしたが、ウニとイカの相性の味が気になって仕方ありませんでした。
ですが、立ち止まって考えている余裕はありません。駅までもうすぐです。
電車は快速アクティーではなかったのですが、席さえ確保できればあとは寝ていても東京まで連れて行ってくれます。
なんとか座る席を確保してことで安心しきってしまいました。
最後に、弾丸青春18切符日帰り旅行の反省をしてみました。
なぜならば、今日の失敗が明日の成功につながるからです。
ちょっと長くなってしまいました店長シバの日帰り旅行でした。
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そんな皆様からの応援の気持ちをいただけると、店長シバの明日のやる気に繋がります。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回の日帰り旅行の反省と失敗の対策まとめ
対策=事前に快速アクティーの時間を時刻表をしっかりとチェックして、旅行を計画的におこなうことが大切です。
たとえ、20分遅く着いたことで、他の予定にも影響があるからです。できれば、今回のようにA案、B案のように状況に応じで計画を変更できるようにしておくことも有効です。
対策=最近の天気予報はよく当たると言われますが、それであっても過剰に信じないことにしましょう。
あくまでも予報ということですの外れることもあるからです。その対策としては、天候が悪いからといっても必要な物を持っていくようにしましょう。
対策=ともかく荷物が重くてしんどい旅行でした。帰りの電車の中にいた人を参考にしたのですが、小型スーツケース4輪付きを購入して、手軽に旅行するためにリックサック以外の荷物の運搬方法を対策としてみました。次回こそ快適な旅行にしみてみます。
対策=インターネットの口コミ情報、グーグルマップも利用し、他にもこれと思うWebインターネット情報をもとに、予想された天候までも考慮して行先を選びました。
今回の失敗は、情報を集めるところまでは良かったのですが、情報集めに時間をかけることができず、そこそこあいまいな情報の収集で行先を決めてしまったことです。
突然、青春18で旅行に行くことになったとしても、普段から情報をリサーチしておいてもっと納得のいく旅行を目指すことが大切に感じました。